2019-01/22 高校生の考え方①基本

Hiryuブログ
  • ①なぜ書こうと思ったのか

結論から書きますと、instagramtwitterと自分が情報を発信しているSNSにて色々な方から質問が来るからです。考えを深める機会としてもありがたい限りですが、満足な回答が出来ているとも思えませんし、なにより自分はまだ答え(真理)をバシッと言えるほど経験値がある訳ではないのであくまで考え方等を共有してみたいと思いました。


当たり前なのですが自分は人に何かを教えられるほどの結果、経験値を持っていません。ですがジュニアカテゴリーのUCIレース、ネイションズカップ、世界選手権に出場したことがあります。とても良い経験になりました。そして「良い経験でした」で終わらせたくありません。そこで結果を残せなかったことはいつまでも悔しいですし、こういう機会を作って定期的に自ら反省しないと色々と忘れてしまうと思います。なのでアドバイスというよりは反省文章、と言ったほうが正しいかもしれません。

あとは一種の価値が終わろうとしているからです。もうすぐ高校生時代が終わります。価値を発生させるにはどうしよう、と考えたときに情報発信の頻度上げるのは勿論ですが今は高校生という立場を利用しようと思いました。時期的にも「高校生としての総括」が出来る頃合いだと考えています。冒頭の質問というのも中高生の方からのメッセージが多いですし、何かが刺さってくれればなと思います。


ただ重要なのはあくまで「一つの考え方」と捉えてください。僕は人生まだ18年しか生きていませんし、自転車競技歴は4年とかそこらです。必ず間違った解釈をしている点があるはずです。それをアウトプットしてみなさんと意見を交換することも目的だと言うことです。
結局はみんなに速くなってもらいたいから!ではなく自分が速くなりたいから書くということです。早速まわりくどくなったのでのんびり次に行きましょう。

②香山飛龍

簡単な自己紹介をしておきます。
香山飛龍(カヤマヒリュウ)、2000年7月21日生まれの18歳です。自転車競技を始めたのは中学校2年生の夏です。とは言ってもヒルクライムレースに出場するばかりでした。当時はサッカー部に所属していたので部活動を終えてから帰宅し練習(今思うと漠然としたものですが)をしていました。ロードバイクを購入・競技を始めたきっかけは無く、いきなり自転車という存在に惹かれました。つまり右も左もわからない、人とのコネクションも0というところから競技人生を始めました。

ということは殆どすべて独学になっていきます。母がとても協力してくれたのが大きいのですが、本当にわからないことだらけでした。ただ、無意識に母も僕も努力していたと思います。母がデータ収集(レースの情報、エントリー、サポート)、僕が練習の知識、少しずつメカの知識、レースの戦術や選手の知識を身に着けていきました。

そして自転車競技部目当てで横浜高校に入学。少しずつ国内で結果を出し、ナショナルチームIRC-eurasiaアカデミーにて海外のレースを経験。来年は山中湖cyclisme formationのシステムの一環で準所属という形でVelo club Corbas(フランス)で競技活動をしていく予定です。

自己紹介(自分語り)はこのくらいにしておきます。そのうち今までの短い競技生活を掘り返した記事でも書いてみようかと思うのでその時は是非!

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【photo/BASSさん】

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 【自分です。宜しくお願いします。】


③基本的な概念

まず概念的なことから書いていきます。このブログをいつも見てくれている方は競技をやっている方が多いと思うのですが、今回は年下の質問をくれるような高校生層に対してになります。(自分もまだバリバリ高校生ですが。)


サラリーマンレーサーの方々に対しては言う事は殆ど無く、尊敬している限りです。知り合いも多く、練習内容等からも刺激を頂くばかりです。仕事を第一に練習、レースに取り組むってとてつもない仕事量だと思います。
逆に高校生レーサーの殆どの仕事量が足りてないような気がします。決して練習量のみの事を指しているのではありません。日頃から頭をどれだけ使えているかという話です。僕も高校3年になってから柿木コーチと会話を進めて気づくことが多かったのですが、僕たちが考える「頑張った」は少しだけ甘いのかもしれない、ということです。


先ほども書いたように「じゃあ頑張って毎日100km走る!」というような話をしている訳ではありません。それが完全に間違いだとは思いませんが、根性論は捨て去りましょう!と言う事です。

まず頭を使って「どうしたら強くなれるか」を考えてみます。ここで何となく分かるか、分からないかで一つ区切りが出来ます。わからない方は勉強不足、つまり練習以外の仕事量が足りてないのでは無いでしょうか。今はネットでも本でも何でもあります。僕なんかより一層上の考え方を持っている方々はたくさんします。情報収集していきましょう。


よく「どういう練習をしたらインターハイで勝てますか」という質問がきます。誰がとかでなくよく来るのです。一言で言ってしまいますがその頭の使い方をしている選手に僕が負ける気がしません。
性格の悪い意地悪を言ってる訳ではなく、思考停止は終わりにして考えを深めていきましょうと言う事です。自転車競技を通して頭を柔軟にしていくことは普段の生活にも良い効果があるはずです。
質問も「自分は~だと思うのですが、どう思いますか」にするだけでお互い有意義な情報が増えていくと思います。

④練習

くどいようですが素直に僕の考えなんて間違いだらけでしょうし、毎月のように変わっていくので参考程度以下で問題ありません。今の練習で満足しているのならそれで良いと思います。現に同年代で絞っても僕より強い方はいます。
ただ、意図を理解しているか は重要になります。


僕たちの練習環境には信号が存在します。地方は気にならない量ですのでサイクリストには抜群の環境です。それなのに神奈川県の選手って強い方が多いです。ここからは予測ですが信号が多く峠も少ない等環境が悪いので、強くなる為に頭を使う選手が多いんだと思います。意図を少なからず理解して練習している方が多いです


話を戻しますが、コーチや顧問の方に言われて漠然とメニューをやってい方はいませんか?特に部活動でやっている方。
素直に言いますが、大半が勿体ないです。内容の本質を理解していないのならなおさら。


ここからは諸説ある話になるので全否定はしませんが、3本ローラー5時間!とか、冬なのに常に高強度でもがくとか、OFFが全然無いとかはやっぱりおかしく思えます。意図があればいいと思うのですが「キツイから強くなる」っていう考えになってしまいがちだと思います。僕はそうでした。最高心拍のトレーニングがきついのでそればっかりやっていました。逆にLSD(長時間、低強度)とかサボってるような気がして、効果があるのかが気になり集中出来ずなんて事もありました。
ですが今年はtomからLSDの効果を勉強し、意図を理解したので焦ることもなく集中して取り込むことが出来ています。


レーニングはもっとも奥が深いものです。一か月に最低ひとつはトレーニングに関する知識が増えています。それくらい僕はまだ無知だし、たくさん種類や考え方あるのです。


やっと少し具体的な話にしますが、まずはどのレースに焦点をあてるか、です。どのレースと言ったって選抜とインターハイしかないのが高体連の現状ですのでそこに関しては今後思う存分毒を吐こうかと思います。
インターハイは過去のデータから大体の距離等は掴めますよね。大体100kmでラインレースでは無く周回コース。つまり同じ上りを繰り返すのでそういった周回コースを組むのも効果的ではないでしょうか。メニューも勝負がかかる強度で一番重要な2分走や5分走を取り入れてみたり。逆算が基本です。


じゃあ冬は?という話ですが、ベース作りが重要だと僕は考えます。さっき書いたLSDという奴です。ただこれも逆算があって、長いレースを想定してベースを作るのでインターハイに当てはまるかというと微妙な点はあります。そもそもベースを活かせるレースが少なすぎるのです。


つまり難しい話だということです。概念的なことは理解して頂けたと思いますが、何したらいいのか具体的なことは結局この記事では分かりませんよね。多分、これが日本の高体連の答えです。殆どの顧問の方も分からないでしょう。
ナショナルチームの選手が他に比べてある程度強いのは、もっと大きいレースに調整していき通過点でインターハイに出ているからに過ぎないと思います。横浜高校jbcf(実業団)もありますし、少しでもレース数をヨーロッパに似せているからヨーロッパで行われているような練習レースという捉え方が可能です。


ただ間違いないことは一つだけ書けます。今のうちからカラダの可動域を上げたほうが良いです。カラダの筋肉を増やすことも大切ですが、何より使える部位を増やしていくことは大切です。ストレッチや動きのある体幹レーニングや乗車ではLSDでそれを細かく探ることができます。まだ僕は可動域を増やす事に挑戦している段階ですが、LSDは長時間になるのではっきり言ってって気が遠くなります。

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【インターハイは5位だった。】

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 【海外は練習レースがたくさん。強度もとても高い。】

⑤データを管理する・strava

stravaをやってない方、今すぐ入れましょう。データ管理にはもってこいのツールです。個人的にはサイクルコンピューターgarminにしてgarminコネクトというアプリとstravaを連携させて自動でログをアップロードさせると楽です。(使ったことはないですがパイオニアとかSRMでもいけると思います。)ただgarminコネクトのほうが細かく分析できるのでお勧めです。


カーボンホイールにお金使うならgarmin買って分析しましょう。(僕はナショナルチームに入ったタイミングでパワーメーターよりカーボンホイールを優先してしまいましたが。)予算があるならどちらもいっちゃいましょう。良いフレーム、ホイールは文字通り良いものです。間違いないです。これに限ってはどこまで見通して投資するかになります。僕は高いものを買うときは1か月は情報収集して同価格帯のなかで一番良い納得できるものを買います。


またstravaはプロ選手をフォローすればログが見れます。驚く事とか本当に多いです。あとは一週間で何km乗ったか、合計何時間乗ったか、一か月単位の管理もしやすいです。基本無料です。

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【データ管理が簡単】

⑥知的好奇心


これは最近の僕の今年のテーマというか課題みたいなものです。というのも自転車に関する事で好奇心を持って情報収集するのは勿論なのですが、一般教養的な事に注目するようになりました。
自転車に関して何をしたらいいか分からないという方は自転車ロードレースに対して知的好奇心を持つことが大切だと思います。


僕なんかで言えばリッチーポートのサドル高はいくつか、ハンドル幅、ステムの長さ、身長・体重とか、クリートの種類、位置、前乗り・後ろ乗りか
TTなんかでも流行りの乗り方、アイテム
選手が使ってるシューズ、ソックス、アイウェア

一例ですが無限に情報は出てきます。暇な時間があったら好奇心を持って情報収集するのは個人的に有意義な時間だったりします。
リカバリーdayで電車通学していた時は基本勉強していましたが、どうしても気分が乗らないときはよくスマホで調べていました。

後は臆せず試してみることが重要だと思います。Adam Hansenもインタビューで言ってましたが、試すことに臆しては損です。僕が関東大会の3kmIPで比較的高いポジションを選択した時も、前日で情報を得て試したくなり急にセッティングしたものでした。大会とはいえ世界で見れば小さい大会ですから、そのくらいアグレッシブに探究心を持ったほうが自分の中のデータが増えていくはずです。
流石にuciレースとかネイションズカップとか大きいレースはポジションを固めて挑む必要がありますが。
とにかく知的好奇心を持つことが大切です。これは絶対間違いないので色々情報収集してみましょう。

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【richie porte選手のデータ】
 

⑦まとめ


駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
「どうやったらインターハイに勝てるか」という答えにはなりませんでしたが、つまりそう言う事だという事を理解してもらえたでしょうか。

僕はインターハイで優勝した経験はありませんし、まだ大きな結果を残せていませんが勝負はここからだと考えています。高校1年の頃はそれこそ本当の無名でしたし、知識量も著しく少なく、インターハイとか全日本なんて夢のまた夢という感じでした。高1の時に今の進路を知ったら腰を抜かすでしょう。


しかし必要最低限の知識と経験値は身に着けることが出来ました。よく周りに影響された良い高校生活だったと思います。ここからは自分の力が試される事になります。読んでるみなさんもヨーロッパいきたい!という方は結果的に自分の能力が試される事になると思うので意識して損はなしだと思います。

ジュニアのナショナルを経験してこんなことを言える立場にはないのですが、正直自分で考えられない子供感覚の高校生が多すぎです。強さとかは自分から言えることは無いのですが、そこだけは日々感じていました。毎年そうだとは思いませんが、意識の改善は絶対に必要です。僕はナショナルの活動を進めるに当たって気づいた(それでは遅い)ので、学んだこととして文に残しておきます。


今回はかなり身分を弁えていない文章になりましたが、所詮は高校生の文章なので「ふーん」くらいで結構です。今回は第一話ということで高校生の内に記事を上げられたらと思います。

また次回お会いしましょう!

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